FAB RACERS ACADEMY
FAB RACERS CUPに向けて最速で最高にカッコイイマシンを作るためのアカデミーが開講です。
アカデミーでは、各分野のプロフェッショナルが講師となり、「デザイン」「デザインエンジニアリング」「センサー&制御」の3つのテーマを総合的に学ぶことができます。それぞれのテーマ毎に講師が過去の実績やプロならではの知識やノウハウをインプット。それを元に妄想性能をアイディエーションし、レースに向けてプロトタイピングしていきます。講師からのアドバイスはもちろん、参加者同士で得意な部分をサポートしあい、大会に向けたマシンを作り上げよう。
参加者は、好きな講座を取りながら、自分のマシンを作るための知識とスキルを身に着けていきます。また、講座内でメンバーを見つけ、得意な部分を補い合ったチームで参加するのもオススメです。
なお、講座内容はツールの使い方や、電子工作の基本講座ではなく、各講師の考え方や発想法を学ぶことがメインです。参加者は講師にアイデアをぶつけ、アドバイスをもらいながらオリジナリティーあふれるマシンを作っていきます。
Advance向けとしていますが、初心者やそれぞれのテーマに興味ある方どなたでも参加可能です。また、大会に出ることは必須ではありませんので、デザインからエンジニアリングまで幅広い知識を身につけたい方にとって魅力的な講座です。
1.INPUT インプット
A:デザイン「ゼロからはじめる。 カーデザインの発想メソッド と 試行のコツ」
プロのカーデザイナーの発想法やモデリングの際のテクニックなどを共有し、そのデザインメソッドを活用してマシンをデザインしていきます。参加者は自分のデザインを講師にレビューしてもらったり、よりカッコよくするアドバイスを貰うことが出来ます。
参加者モデリングツールを使える必要はありません。
・カーデザインの発想方法と形にするプロセス
アイデアはどこからくるのか?現役カーデザイナーたちの発想法やトレンドなどを紹介。
・カースケッチ、カーモデリングテクニック
モデリングのテクニックやTips モデリングにおける最新のテクニックなどをご紹介
※ツールの使い方を学ぶモデリングクラスではありません。
講師
t-o-f-u
現役カーデザイナーのデザインユニット。コンセプトカーデザインを得意とする。手がけるデザインはクルマだけにとどまらない。FABミニ四駆では、いつもユニークなアイデアが詰まったマシンで出落ちをあえて狙う奇策好き。
Omo-pro
MDFを使ったアイデアプロダクトをプロデュースするデザインチーム。実は現役カーデザイナーたち。過去のFABミニ四駆では、MDFを使いオムニホイルを作るなど平面を立体化したマシンで出場。優勝含めいつも上位を獲得している。
講座詳細はこちらをご覧ください
ゼロからはじめる。 カーデザインの発想メソッド と 試行のコツ
B:デザインエンジニアリング「機構をデザインする」
機能を備えたデザイン性の高いマシンで毎回大会で話題を沸かせる二人に、ミニ四駆に実装したい機能やアイデアをどう機構に落とし込んで行くかを習う講座。講師たちが実際に作り上げたマシンの設計プロセスを共有し、アイデアから設計に落とし込む方法を学びます。
また、参加者は実現したい機能をどのような機構で、どう設計するのかをプロのレビューとともに設計します。
・機構をアイデアから形にする方法
機能をどう形にしていくかを事例を元に紹介
・設計のコツ
設計をどう行っていくのか具体的なプロセスを紹介しながら、コツやノウハウをご紹介
各講座詳細はこちらをご覧ください
6/28 デザインエンジニアリング「機構をデザインする」by TAK-TEK
6/30 デザインエンジニアリング「構造美と機能美を備えたマシン設計」 by CMA
講師
CMA
2016年のFabミニ四駆カップで衝撃機構で大坂を攻略するマシンで出場し注目を浴びる。CNCと基板設計CADを使い、カーボンであらゆる機構を実現する。ミニ四駆、ライントレースカーでも超実力派。ロボコン経験あり。
TAK-TEK
Fabミニ四駆第1回はハンマーヘッド型のマイコン搭載カーで出場。第2回目は変形型ペンギンマシン、第3回目は板金ミニ四駆と毎回見た目と機構をハイレベルに組み合わせたマシンで出場。ロボコン経験あり。
C:センサー&制御 「センサーによる制御ノウハウ」
初めてセンサを使ってマシンを制御する際のポイントや、陥りやすい注意点を中心に議論を進めます。
・センサーの基礎知識とノウハウ
実現したい動作にはどのセンサが有効か? センサ選びの考え方をご紹介。
現状のテクノロジーで利用可能なセンサー類を取り上げ、基本的なセンサーの使い方や制御方法などを紹介。
・センサーを使ったマシン改造とコース対策
2017年度のコースの難所(坂、分岐)に対してどのような方法があるかについて、どのようなセンサーや制御方法が良いのかなどについて参加者と一緒にアイデアをディスカッションや解決方法を検討します。
(この内容はInput後のアイディエーションやプロトタイプの時間で行う予定です)
各講座詳細はこちらをご覧ください
7/12 センサー&制御 「センサーによる制御ノウハウ」
講師
川村裕一
千葉工業大学大学院ロボティクス専攻卒。画像認識やAI分野の研究を行う。パナソニックにて産業用ロボットのソフト開発に従事した後、IoTベンチャー企業の起ち上げに参加。同社Akerun(スマートロック)の試作・量産までをハードウェアエンジニアとして担当。現在はフリーのハードウェアエンジニアとして、ロボットやIoTデバイスのようなメカ・回路・ソフト複合的なプロダクトの試作開発を行っている。
松丸伸之
大手電機メーカーでエンジニアを経験した後、 動画配信者に転職。ロボコン経験あり。
2. IDEATION アイディエーション
インプットを元にアイデアをテキストとスケッチで書き出し、その方法や課題を共有します。またアイデアスケッチに対して、講師からレビューをもらい、改造点をブラッシュアップします。また、アイデアを共有し、近いアイデアであればチームを作り共同で制作することも可能です。
InputとIdeation後、各個人もしくは各チームはそれぞれオフラインでプロトタイプに入っていきます。製作中もFacebookグループやMeetupなどを通じて課題や疑問について参加者同士で共有したり、アドバイスをうけ作業を進めていきます。
3.PROTOTYPING & REVIEW
プロトタイプしたアイデアを持ち寄り講師や参加者によるレビューを行います。
うち1回は実際にテストコース対策も行います。
プロトタイピングには、FabCafeのレーザーカッターや3Dプリンタなどのツールが割引価格(20%オフ)で利用可能です。今回Formlabs社に協賛いただき、Form2も特別料金で利用出来ます。また、講座期間中はコワーキングスペースのFabCafe MTRLもご利用いただけます。
スケジュール
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参加費
1.フリーパス 15,000円 好きな講座を好きなだけ受けられます。Fab Meetup参加費2回も含まれています。
2.5回分チケット 10,000円 好きな5つの講座を受けられます。
3.個別チケット 3,000円 講座ごとに参加費を支払ます。
講座で利用するキットやツールなどの費用は含まれていません。
学生は半額です。学生の方は購入時にPeatixで割引コード「fr-student01」を記入ください。
各講座は20名程度の定員を予定しています。フリーパスの方を最優先しますので、定員が多い場合は5回分チケットや、個別チケットがご利用いただけない可能性もあります。
予め御了承ください。
チケットの購入はPeatixから
初心者でも気軽に参加出来るFAB RACERS MEETUPにも参加しよう!!
Meetupでは、ビギナー、アドバンスに関わらず、大会に出場予定の皆さんが集まって意見交換をしたり、今回のコース対策を練ったりと交流を深めます。FAB RACERS CUPは1人はもちろん、チームでの参加も大歓迎。それぞれの得意なスキルを持ち寄れば思いもよらないマシンが出来上がるかも?!
またミニ四駆経験者も来ますので、ミニ四駆を早くする改造方法やミニ四駆ならではの注意点なども聞くことが出来ますよ。
1.7月14日(金)20時〜22時 参加費 1,500円(ワンドリンク付き)
2.8月15日(火)20時〜22時 参加費 1,500円(ワンドリンク付き)
コース開発&対策委員会
おおたFabのメンバー(加藤さん、手塚さん)とミニ四駆マスター(日高さん、森さん)が2017年のコース設計およびスペシャルセクションの開発を手がけてくれます。過去2年間みんなを苦しめている大坂セクションはもちろん、今回初めて導入する予定の分岐セクションも誠意製作中。コース対策をしたい人はおおたFabで開催される試走会へ!